エンドウ シュンジ
Shunji Endo
遠藤 俊治 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 消化器外科学 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 同時性肺転移を認めた大腸多発SM癌の1例 |
掲載誌名 | 正式名:癌と化学療法 ISSNコード:03850684 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)癌と化学療法社 |
巻・号・頁 | 46(13),2267-2269頁 |
著者・共著者 | 廣瀬 創, 吉岡 慎一, 杢谷 友香子, 竹田 雅司, 今村 宏輝, 米田 直樹, 木戸上 真也, 岸本 朋也, 橋本 安司, 遠藤 俊治, 田村 茂行, 兒玉 憲, 佐々木 洋 |
発行年月 | 2019/12 |
概要 | 症例は70歳代、男性。S状結腸から直腸S状部にかけて3ヶ所に早期大腸癌を疑うポリープを認めたため内視鏡的粘膜切除術(EMR)を施行し、すべての病変で完全切除となったが、3病変ともに深達度SM-2mm以深であった。そのため追加切除の適応とし、胸腹部CT検査にて左肺舌区に1ヶ所と右肺上葉に2ヶ所の小結節を指摘されたが、質的診断が困難なため術後経過観察とし、腹腔鏡下直腸前方切除術(D3郭清)を施行した。リンパ節転移はなくpStage Iと診断し、経過観察していたところ、術後2年のCT検査にて右肺上葉に2ヶ所の小結節と左舌区の結節がともに軽度増大傾向を認めたため確定診断の目的も含め左肺の病変に対し胸腔鏡補助下左舌区部分切除術を施行した。病理組織学的結果で大腸癌の転移と診断された。さらに6ヵ月後に右肺の病変も切除し、同様に大腸癌の転移と診断された。その後は2年経過し、再発を認めず経過観察中である。(著者抄録) |
文献番号 | U117590119<Pre 医中誌> |