エンドウ シュンジ
Shunji Endo
遠藤 俊治 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 消化器外科学 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【大腸手術における術前経口抗菌薬投与の是非】機械的腸管処置を行わない大腸切除術の成績 |
掲載誌名 | 正式名:日本外科感染症学会雑誌 ISSNコード:13495755/24340103 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本外科感染症学会 |
巻・号・頁 | 16(4),217-221頁 |
著者・共著者 | 池永 雅一, 安井 昌義, 三嶋 秀行, 太田 勝也, 上田 正射, 加藤 亮, 家出 清継, 津田 雄二郎, 中島 慎介, 松山 仁, 遠藤 俊治, 山田 晃正 |
発行年月 | 2019/08 |
概要 | 大腸癌手術での機械的腸管前処置(mechanical bowel preparation:MBP)について、周術期管理の見直しを行う過程で、術前MBPを順次省略・変更することを行ったので、その成績につき大阪医療センターでの経験を報告する。第1期(全症例MBPなし)では手術部位感染(surgical site infection:SSI)は19例中7例(36.8%)であった。第2期(直腸のみグリセリン浣腸)では、17例中3例(17.6%)であった。ともに直腸癌症例で縫合不全を発症し重篤化した。第3期では直腸癌症例にMBPを開始したところSSIを認めなかった。しばらく継続して症例を重ねると、第3-5期(直腸にMBP)ではSSIは125例中14例(11.2%)であった。重篤な合併症はなかった。結腸癌症例ではMBP省略が可能と考えられる一方で直腸癌症例では、縫合不全など合併症を併発すると重篤化することがあり、MBPは必要と考えられた。(著者抄録) |
文献番号 | 2020096566 |