エンドウ シュンジ
Shunji Endo
遠藤 俊治 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 消化器外科学 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 大腸多発癌によるSister Mary Joseph's Noduleの1例 |
掲載誌名 | 正式名:癌と化学療法 ISSNコード:03850684 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)癌と化学療法社 |
巻・号・頁 | 45(13),1898-1900頁 |
著者・共著者 | 池永 雅一, 太田 勝也, 上田 正射, 堺 貴彬, 佐藤 豪, 知念 良直, 板倉 弘明, 加藤 亮, 家出 清継, 津田 雄二郎, 中島 慎介, 遠藤 俊治, 安井 昌義, 能浦 真吾, 山田 晃正 |
発行年月 | 2018/12 |
概要 | 症例は94歳、女性。主訴:臍部の肉芽。4年前に多発大腸癌で腹腔鏡補助下結腸部分切除術(上行結腸、S状結腸)を施行、Stage IIIaであった。術後3年目までのサーベイランスでは再発所見はなかったが、臍部の正中創より滲出液を認めるようになり、正中創部の不良肉芽と考えられた。術後4年3ヵ月、臍部肉芽の増大を認め、組織生検を施行したところ腺癌と診断された。臍転移と考え、腹壁全層切除にて摘出した。術中開腹所見では腹腔内に多発微小結節を認め、腹膜播種と診断した。切除標本では真皮から筋層まで管状腺癌を認め、大腸癌臍転移と診断した。臍転移はQOLを低下することがあり、積極的な摘出を考慮すべきと考える。(著者抄録) |
文献番号 | 2019124649 |