エンドウ シュンジ
Shunji Endo
遠藤 俊治 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 消化器外科学 職種 准教授 |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 当院における腹膜炎を伴う胃癌穿孔症例の検討 |
掲載誌名 | 正式名:癌と化学療法 ISSNコード:03850684 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)癌と化学療法社 |
巻・号・頁 | 45(1),115-117頁 |
著者・共著者 | 足立 真一, 遠藤 俊治, 知念 良直, 板倉 弘明, 高山 碩俊, 津田 雄二郎, 上田 正射, 中島 慎介, 太田 勝也, 池永 雅一, 山田 晃正 |
発行年月 | 2018/01 |
概要 | 胃癌穿孔は比較的まれな疾患である。当院における腹膜炎を伴う胃癌穿孔症例について臨床学的検討を行った。対象と方法:2005年1月〜2016年12月までの腹膜炎を伴う胃癌穿孔症例12例について解析を行った。結果:平均年齢65.8(34〜87)歳であり、男性5例、女性7例であった。胃癌の部位はU1例、M6例、L5例であった。進行度はStage II 1例、Stage IV 11例であった。術前に胃癌穿孔と診断し得た症例は8例であった。手術術式は胃切除を施行し得たのは5例、一期的胃切除手術2例、二期的胃切除手術は3例であった。現在まで無再発生存症例は1例のみである。考察:腹膜炎を伴う胃癌穿孔の治療においては、急性穿孔性腹膜炎手術とともに胃癌の診断および根治性をめざす手術が求められる。全身状態を考慮しながら急性腹症からの救命を最優先し、最小限の侵襲にとどめ、二期的手術とするべきと考える。(著者抄録) |
文献番号 | 2018110688 |