エンドウ シュンジ
Shunji Endo
遠藤 俊治 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 消化器外科学 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 胃空腸、回腸横行結腸吻合術後に多次化学療法にて長期生存した切除不能進行胃癌の1例 |
掲載誌名 | 正式名:癌と化学療法 ISSNコード:03850684 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)癌と化学療法社 |
巻・号・頁 | 43(12),1926-1928頁 |
著者・共著者 | 西川 和宏, 高橋 剛, 川田 純司, 藤谷 和正, 遠藤 俊治, 平尾 素宏, 山本 和義, 前田 栄, 植村 守, 三宅 正和, 濱 直樹, 宮本 敦史, 池田 正孝, 中森 正二, 関本 貢嗣 |
発行年月 | 2016/11 |
概要 | 胃空腸、回腸横行結腸吻合術後に多次化学療法にて長期生存した切除不能進行胃癌の1例を経験したので報告する。症例は79歳、男性。上部消化管内視鏡で前庭部小彎に3型腫瘍を認め、幽門狭窄を来していた。開腹手術を施行したが、原発巣は横行結腸、膵、十二指腸に直接浸潤し、肝十二指腸間膜や結腸間膜後葉にも腹膜播種を認めたため、胃空腸吻合術、回腸横行結腸吻合術を施行した。進行度はfT4b(SI)、N2、H0、P1、M0、CY0、Stage IVであった。術後経口摂取は不良であったため、5-FU+PTXを8コース施行した。二次化学療法としてCPT-11+CDDPを13コース施行したが、Grade 2の腎機能障害が出現したためCPT-11に変更し18コース施行した。四次化学療法としてS-1を14コース施行し、S-1+DTXを2コース施行した。ほとんどの期間は外来通院にて治療でき、key drugをすべて使用することにより、治療開始から4年5ヵ月の長期生存が得られた。(著者抄録) |
文献番号 | 2017325987 |