エンドウ シュンジ
Shunji Endo
遠藤 俊治 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 消化器外科学 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 胃十二指腸ステント留置後に幽門側胃切除術を施行した胃癌の6例 |
掲載誌名 | 正式名:日本消化器外科学会雑誌 ISSNコード:03869768/13489372 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本消化器外科学会 |
巻・号・頁 | 49(10),1053-1058頁 |
著者・共著者 | 松本 謙一, 遠藤 俊治, 中島 慎介, 太田 勝也, 中川 朋, 小西 健, 池永 雅一, 山田 晃正, 西嶌 準一 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2016/10 |
概要 | 目的:幽門狭窄のある胃癌に対する胃十二指腸ステント留置術後の幽門側胃切除術の成績を後方視的に検討した.方法:2011年10月から2014年9月までに当院で胃十二指腸ステント留置術を施行した胃癌による幽門狭窄症例のうち,幽門側胃切除術を施行した6例を対象とし,臨床背景,手術前の化学療法,手術結果,予後について検討した.結果:ステント留置後,5例に化学療法を施行した.緩和的切除症例を除いた5例で非切除因子を認めず,根治手術を施行した.再建はRoux-en-Y法が4例,B-I法が2例であった.癌の遺残はR0が4例,R1が1例,R2が1例であった.病理診断はCRが1例,Stage IIIBが1例,Stage IIICが2例,Stage IVが2例であった.術後合併症はなかった.結語:幽門狭窄のある胃癌に対する胃十二指腸ステント留置後に幽門側胃切除術を合併症なく施行できた.その適応および安全性についてはさらなる症例の蓄積が必要である.(著者抄録) |
文献番号 | 2017096508 |