エンドウ シュンジ
Shunji Endo
遠藤 俊治 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 消化器外科学 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | S-1+Docetaxel療法が有効であったPaclitaxel耐性胃癌の1例 |
掲載誌名 | 正式名:癌と化学療法 ISSNコード:03850684 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)癌と化学療法社 |
巻・号・頁 | 40(12),2259-2261頁 |
著者・共著者 | 西川 和宏, 岩瀬 和裕, 青野 豊一, 吉田 洋, 野村 昌哉, 玉川 浩司, 松田 宙, 出口 貴司, 川田 純司, 東 重慶, 出口 幸一, 野口 侑記, 奥村 雄一郎, 野村 雅俊, 伏見 博彰, 高木 麻里, 福井 亜希子, 藤谷 和正, 遠藤 俊治, 田中 康博 |
発行年月 | 2013/11 |
概要 | paclitaxel(PTX)耐性進行胃癌に対してS-1+docetaxel(DOC)療法が有効であった症例を経験したので報告する。症例は62歳、女性。2009年5月に胃癌に対して胃全摘術を施行。Type 4、por 2>sig、pT4a(SE)、pN3a、pP1、CY1、Stage IVであった。S-1投与を行ったが、22ヵ月後に腹水の出現を認め、二次治療としてS-1+irinotecan(CPT-11)を施行した。三次治療としてweekly PTX療法を行ったが、腹水の増加と腹膜肥厚を認めたため、PTXに耐性となったと診断した。2011年11月に四次治療としてS-1(80mg/m2 day 1〜14、q3w)+DOC(40mg/m2 day 1、q3w)療法を開始した。S-1+DOC療法開始後2ヵ月目でCT上腹水および腹膜肥厚は消失した。現在、S-1+DOC療法開始後12ヵ月目でCT上腹膜病変などの再発は認めず、同治療継続中である。(著者抄録) |
文献番号 | 2014299584 |