エンドウ シュンジ
Shunji Endo
遠藤 俊治 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 消化器外科学 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 胃悪性神経鞘腫の1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本臨床外科学会雑誌 ISSNコード:13452843/18825133 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本臨床外科学会 |
巻・号・頁 | 60(3),708-714頁 |
著者・共著者 | 遠藤 俊治, 宗田 滋夫, 根津 理一郎, 吉川 幸伸, 森 匡, 大嶋 正人 |
発行年月 | 1999/03 |
概要 | 78歳男.左季肋部痛を主訴に入院.左季肋部n圧痛を伴う巨大な硬い腫瘤を触知した.胃十二指腸造影で胃底部から体上部大彎前壁よりに粘膜下隆起性病変を認めた.CT,MRI及び超音波検査では同部に充実性の16×16×13cm大の腫瘤を認め,胃,膵,脾,左腎は圧排されていた.超音波内視鏡検査では胃壁第4層から外側に突出する腫瘍を認めた.胃平滑筋肉腫の診断にて外科的手術を施行,胃底部前壁大彎側より巨大な表面凸凹の腫瘍を認めたが,転移は認めなかった.腫瘍は19×15×10cm大,1600g,充実性で内部に壊死を伴っていた.組織検査にて紡錘型腫瘍細胞の密な増殖を認め,核の異型性と分裂像を散見した.S-100蛋白染色,NSE染色で陽性,SMA染色で陰性を呈し,神経原性と考えられた |
文献番号 | 1999182504 |