エンドウ シュンジ   Shunji Endo
  遠藤 俊治
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 消化器外科学
   職種   准教授
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 膵酵素阻害薬持続動注療法が奏効した急性重症膵炎の1例
掲載誌名 正式名:日生病院医学雑誌
ISSNコード:03012581
掲載区分国内
出版社 (公財)日本生命済生会日本生命病院
巻・号・頁 26(2),152-157頁
著者・共著者 山内 孝, 根津 理一郎, 宗田 滋夫, 橋本 純平, 吉川 幸伸, 森 匡, 遠藤 俊治, 大上 庄一, 阪口 浩, 杉本 壽, 中森 靖
発行年月 1998/12
概要 28歳男,腹痛を訴え,近医でCTにより重症膵炎と診断され,当院紹介となった.著明な膵頭部の腫大,強度の炎症性変化を認めたので,胃十二指腸動脈より膵酵素阻害薬持続動注療法(CAIP)を行った.血清trypsineは高値であったが,amylase,phospholipase A2,lipase値は改善した.5日後のCTにて膵体尾部の腫大を認めたので,脾動脈からCAIPを開始し,2日後にnecrosectomyのため開腹した.膵壊死は認められず,necrosectomyは必要なかったとみられた.CAIPは10日間行い,膵炎像は著明に改善した
文献番号 1999146724