エンドウ シュンジ
Shunji Endo
遠藤 俊治 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 消化器外科学 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 胆嚢癌の接着分子CD44の発現とその予後の検討 |
掲載誌名 | 正式名:日生病院医学雑誌 ISSNコード:03012581 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (公財)日本生命済生会日本生命病院 |
巻・号・頁 | 26(1),24-28頁 |
著者・共著者 | 大嶋 正人, 宗田 滋夫, 吉川 幸伸, 森 匡, 橋本 純平, 大森 健, 遠藤 俊治, 根津 理一郎, 水口 洋一, 田中 信子, 角田 道久, 関 浅男 |
発行年月 | 1998/08 |
概要 | 1)正常胆嚢粘膜上皮細胞にはCD44 s及びCD44 v6の発現はなかった. 2)異形成を上皮細胞にはCD44 sの発現は殆どなかったが,CD44 v6の過剰発現が80%に認められた. 3)胆嚢癌は37症例中9例にCD44 stの過剰発現を認め,12例にCD44 v6の過剰発現が認められた. 4)CD44 s及びCD44 v6の組織別過剰発現頻度は,管状腺癌では30.0%と36.0%,乳頭腺癌では11.1%と22.2%,(腺)扁平上皮癌では50%と75%で,乳頭腺癌は他の組織型よりCD44の過剰発現が低かった. 5)早期癌のCD44の過剰発現の頻度は54.5%で,進行癌のその頻度(23.1%)より高く,転移症例と無転移症例のCD44の過剰発現の頻度はそれぞれ16.7%と52.6%であった |
文献番号 | 1999080471 |