ホンノ カツミ
Katsumi Honno
本野 勝己 所属 川崎医療福祉大学 医療福祉マネジメント学部 医療情報学科 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 「060060胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍」におけるICDコーディングについて 癌による胆管閉塞で閉塞解除や減黄術を施行した場合の医療資源を最も投入した傷病名の選択について |
掲載誌名 | 正式名:診療情報管理 ISSNコード:18837972 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本診療情報管理学会 |
巻・号・頁 | 31(1),49-52頁 |
著者・共著者 | ◎本野勝己, 村松圭司, 得津慶, 大谷誠, 松田晋哉, 伏見清秀 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2019/06 |
概要 | DPCにおける傷病名の登録に際して参考にされる「DPC/PDPS傷病名コーディングテキスト」(コーディングテキスト)の発行が、ICDコーディングに与える影響について、「K688内視鏡的胆道ステント留置術」「K689経皮経肝胆管ステント挿入術」「K682-2経皮的胆管ドレナージ術」「K682-3内視鏡的経鼻胆管ドレナージ」を施行した患者から、医療資源を最も投入した傷病名が胆管癌(C24.0)および胆管閉塞(K83.1)で入院した患者のICDコードについて分析した。「『060060胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍』における『癌による胆管閉塞で閉塞解除や減黄術を施行した場合』」について、コーディング指針として「胆管癌(C24.0)としてコードすることは構わない」と曖昧な表現がなされた平成26年4月に発行された「コーディングテキスト」(「注意すべきコーディング事例集」)後では、最投入傷病名が胆管癌(C24.0)とコーディングされている割合は3.1%増加し、胆管閉塞(K83.1)は2.0%減少した。これらの結果から、コーディングテキストの発行はある程度の影響はあるものの、曖昧な表現がある場合は統一的なコード選択にはなり得ないことが示唆された。 |
文献番号 | T716510007<Pre 医中誌> |