フクタケ マユミ
福武 まゆみ 所属 川崎医療短期大学 教育部 看護学科 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 配偶者との死別後の生活への適応‐性別からみた生活への自信と役割の関係‐ |
掲載誌名 | 正式名:岡山県立大学保健福祉学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 24(1),25-32頁 |
著者・共著者 | 福武まゆみ、島村美砂子、難波峰子、荻野哲也 |
発行年月 | 2017 |
概要 | 本研究は、配偶者との死別後の生活への自信に影響する要因を男女別に明らかにし、自身を高めるための具体的な準備に対する示唆を得ることを目的とした。A県の老人クラブ会員600名に、基本属性、健康状態、日常生活の役割状況、精神的頼り状況、人間関係、配偶者の死後の生活への自信で構成された自記式質問紙を配布した。回収数は401名で、役割状況と配偶者の死後の生活への自信の全項目が欠損したものを除く334名を分析対象とし、生活への自信の有無と他の項目について、男女別にχ二乗検定を実施した。配偶者の死後の生活への自信と関連する項目は、男女共に健康状態、精神的頼り状況、友人との付き合いで、男性のみで、近所との付き合い、女性のみで、印鑑・通帳管理であった。生活への自信を得るためには、健康状態を維持し、夫婦で普段の役割状況を認識し、これらを生前から実践しておくことや人間関係を構築していくことが必要であるとの示唆を得た。 |