アラオ シンイチ
Shinichi Arao
荒尾 信一 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線技術学科 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 運動パターンの違いがMR画像に及ぼす影響-Radial Scanにおける検討- |
掲載誌名 | 正式名:川崎医療短期大学紀要 ISSNコード:02873028 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (36),27-32頁 |
著者・共著者 | 荒尾信一, 田淵昭彦, 天野貴司, 原内一, 林明子, 成廣直正, 北山彰, 荒尾圭子, 柳元真一 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2016/12 |
概要 | 呼吸や血管の拍動などの周期的な動きがある被検体をMRI撮像する場合,画像再構成におけるk-スペースへのデータ充填法にRadial充填を使用すると動きによるボケ(モーションアーチファクト)を減少させることができる.本研究では,運動ファントムを使用してRadial充填の画像のアーチファクト低減効果を確認するとともに,Radial充填における動きの大きさや運動パターンの違いによるアーチファクトの出現特性について検証した.運動幅としては7㎜を超えると像のボケが大きくなり,アーチファクト低減効果は少ないと考えられた.また運動幅が大きい場合,運動距離が同じであっても運動周期に静止周期を含む場合では,ボケ発生の特性が異なることが確認できた.運動ファントムでモーションアーチファクトの検証実験を行う場合には,運動の大きさだけでなく対象の運動パターンを考慮して,実験を行わなければ,臨床上で現れる特性を再現できない可能性があるため注意が必要である. |