キムラ トモミ
Tomomi Kimura
木村 知己 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 形成外科学 職種 講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | ペグインターフェロンα-2b皮下注射部位に皮膚壊死を生じた1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本形成外科学会会誌 略 称:日形誌 |
巻・号・頁 | 33(2),124-127頁 |
著者・共著者 | 木村 知己, 太田 茂男 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2013/02 |
概要 | 48歳男。10年以上前にC型肝炎を発症し、インターフェロン+リバビリン治療を開始した。両上腕のそう痒感を自覚し、両上腕の注射部位に皮膚潰瘍が生じた。38度台発熱、左上腕に腫脹、熱感を認め、皮膚科を再診した。左上腕の蜂窩織炎にて同日入院となった。抗生剤症状は軽快したが、両上腕の皮膚壊死・潰瘍が残存した。局所麻酔下に手術を施行した。壊死した皮膚をデブリドマンした。潰瘍部の炎症は筋膜に及び、周辺の脂肪織も融解、壊死していた。正常組織までデブリドマンしたのち、ペンローズドレーンを留置し、縫縮した。術後8日目に全抜糸した。以後再発なく経過良好である。 |