| オオシロ ヨシユキ
            Yoshiyuki Oshiro 大城 義之 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 総合内科学3 職種 准教授 | |
| 論文種別 | 症例報告 | 
| 言語種別 | 日本語 | 
| 査読の有無 | 査読あり | 
| 表題 | 透析患者に発症したアシクロビル脳症の1例 | 
| 掲載誌名 | 正式名:川崎医学会誌 略 称:KMJ ISSNコード:03865924 | 
| 出版社 | 川崎医学会 | 
| 巻・号・頁 | 40(1),37-41頁 | 
| 著者・共著者 | 山田治来, 山岸智子, 笛木孝明, 大城義之, 沖本二郎 | 
| 担当区分 | 責任著者 | 
| 発行年月 | 2014 | 
| 概要 | 75歳女性。慢性腎不全に対し近医で透析を受けていた。右足底の帯状疱疹に対して近医でアシクロビルを投与された後に喋りにくさと異常言動が出現。内服を中止するも改善がないため当院へ救急搬送され入院した。入院時意識レベル低下、構音障害、顔面や口唇、舌、四肢の不随意運動を認めた。クレアチニンクリアランスが5.46と著明に低下していた。アシクロビル脳症を疑い、透析を継続し、症状は改善。本例のアシクロビル投与量が、添付文書に記載されている投与量よりも過剰であったことが脳症発症の一因と思われた。透析患者にアシクロビルを投与する場合は投与量に十分な注意を払い、脳症が出現する可能性も念頭に置き、慎重な経過観察が重要と考える。 | 
| DOI | 10.11482/KMJ-(1)37 |