トミタ サナエ
Tomita Sanae
富田 早苗 所属 川崎医療福祉大学 保健看護学部 保健看護学科 職種 教授 |
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論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 糖尿病予防のための特定保健指導プログラムの効果に関する取組み |
掲載誌名 | 正式名:日本公衆衛生雑誌 ISSNコード:05461766 |
出版社 | 財団法人 日本公衆衛生協会 |
巻・号・頁 | 57(10),921-931頁 |
著者・共著者 | 富田早苗, 二宮一枝, 福原弘子 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2010/10 |
概要 | 平成19年度A町基本健康診査結果から、糖尿病予防の必要な者を特定し、6か月にわたる教室を実施し、その介入効果を1年間の追跡により明らかにすることを目的とした。対象者は40歳以上65歳未満の国民健康保険加入者で糖尿病予防の必要な者から、ヘルスアップ教室に参加した20人である。対象者には6か月にわたる積極的支援を行い、経時示的比較には、生活習慣、健康意識等の項目によるアンケート調査と血液検査等の結果を用いた。さらに、1年後のフォーローアップ研修終了時に半構造的グループインタビューにより教室終了後の生活実態を把握した。6か月の教室により、BMI、HbA1cなど5項目において開始前と比較し有意に効果が認められた。1年後まで追跡できた者は少なく、血液検査等の結果はほぼ開始前の状態に戻っていた。家族については、配偶者などの同世代では協力が得られていたが、世代が異なる家族への配慮から食生活改善のスタイルを変えにくい現状が明らかとなった。 |