オノ シゲキ
Shigeki Ono
小野 成紀 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 脳神経外科学2 職種 教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 胎児水頭症に対する神経内視鏡の応用と全国前方視的多施設共同調査 |
掲載誌名 | 正式名:小児の脳神経 ISSNコード:03878023 |
巻・号・頁 | 36(3),304-307頁 |
著者・共著者 | 伊達勲, 小野成紀, 大井静雄 |
発行年月 | 2011 |
概要 | 「研究の概要」 初年度においては胎児水頭症に対する実態調査の一環として, 神経内視鏡治療の有効性についての自験例における検討を中心に報告した. 胎児水頭症症例に対しても様々な内視鏡治療を駆使することで有効な結果を示すことが可能であった. 次年度では, 胎児水頭症の治療経験数における日本のトップ10施設を抽出し, アンケート調査として1年間における後ろ向き予後調査などを行い, 日本における現在の診断, 治療法の流れなどの解明を試みた. その結果, 診断技術, 産科医の意識の向上などにより胎児水頭症がより早期に発見される傾向にあり, 胎児水頭症は約8割が重度の水頭症でその治療の困難さも浮かび上がる結果となった. 最終年度では, その前年度の登録症例について前方視的研究として, 胎児水頭症の最適な治療法の研究, 長期予後などについて検討した. 症例は死亡例7例を除きFollow可能であった59例. 発達指数がFollowできたものは30例であった. |