オオタ ヒロコ
Ota Hiroko
太田 浩子 所属 川崎医療福祉大学 保健看護学部 保健看護学科 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 高齢者看護学実習におけるオレム看護論を基盤とした看護過程展開に対する学生の学びと戸惑い |
掲載誌名 | 正式名:日本看護学教育学会誌 |
巻・号・頁 | 19(3),37-45頁 |
著者・共著者 | 今井芳枝, 雄西智恵美, 牛越幸子, 太田浩子 |
発行年月 | 2010/03 |
概要 | オレムが構築した看護理論は、「患者自らが自分の生命や健康・安寧を維持するために意図的に活動すること」と定義したセルフケアを看護の中核概念とし、「患者のセルフケア不足を補完することが看護の役割である」とするものである。今回、本理論を基盤とした看護過程展開の高齢者看護学実習を受けた学生47名に対して実習後にアンケートを行い、「本理論を使用したことによる学び」と「本理論を基盤としていることによる戸惑い」について自由記述を求め、その内容をカテゴリー化した。その結果、本理論を使用したことによる学びは【看護過程の思考プロセスのたどりやすさ】【高齢者のセルフケア能力を踏まえた対象理解の深めやすさ】【セルフケア支援を意識した看護アプローチ】【高齢者看護に本理論を適用する意義の理解】というカテゴリーに分けられた。戸惑いの内容は【本理論を基盤とした対象理解への戸惑い】【実習記録のフォーマットへの不慣れ】【看護診断過程の難しさ】に分けられた。 |