オノ シゲキ   Shigeki Ono
  小野 成紀
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 脳神経外科学2
   職種   教授
論文種別 その他
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 【最新の小児脳神経外科】胎生期神経疾患の病態解明・診断・治療 中枢神経系奇形の発生と最新の出生前画像診断
掲載誌名 正式名:小児科診療
略  称:小児診療
ISSNコード:03869806
巻・号・頁 70(9),1430-1438頁
著者・共著者 小野成紀, 伊達勲, 大井静雄
発行年月 2007/09
概要 近年,画像診断や治療技術の発展により,妊娠のより早期で
の中枢神経系奇形の診断が可能となり、米国を中心に子宮内治 療も行われるようになってきた.超音波,MRIの進歩により二 次元から三次元,そして四次元(motion)での画像描出が実 現し,胎児の体内,体表の立体構造の描出やfunctional assessmentが可能になりつつある.これらの診断技術の進 歩の結果,水頭症,二分脊椎症,狭頭症,全面脳胞症などの胎 内早期診断は,より詳細かつ容易に可能となってきた. このように情報量が増大し多岐にわたる治療選択肢が提示さ れるなかで,今後,胎児中枢神経系奇形へのアプローチとして, 治療に対する社会的コンセンサスやエビデンスの確立が望まれる