オノ シゲキ   Shigeki Ono
  小野 成紀
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 脳神経外科学2
   職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 動脈ステント留置術と抗血小板療法
掲載誌名 正式名:新薬と臨床
略  称:新薬と臨
ISSNコード:05598672
巻・号・頁 57(12),1987-1993頁
著者・共著者 平松 匡文, 杉生 憲志, 徳永 浩司, 西田 あゆみ, 早瀬 仁志, 菱川 朋人, 小野 成紀, 三好 康之, 伊達 勲
発行年月 2008/12
概要 Abstract:頸動脈ステント留置術(CAS)の初期治療成績と、周術期の抗血小板療法の実際について報告した。頸動脈狭窄症に対して、脳保護フィルターを使用して自己拡張型ステントを留置した50例を対象とした。術前狭窄率はNASCET法で60~95(平均83)%であったが、術後狭窄率は0~30(平均8)%に改善した。mRSは、術直後に悪化した症例は5例あったが、24時間後も悪化した状態が継続した症例は1例のみであった。CASの周術期における抗血小板剤の投与については、アスピリン、クロピドグレル、チクロピジン、シロスタゾールの中から、複数の抗血小板剤をCAS施行3日以上前から投与された。