マツモト アケミ
松本 明美 所属 川崎医療短期大学 教育部 看護学科 職種 教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 川崎医療短期大学における学生生活満足度調査結果の分析と評価 |
掲載誌名 | 正式名:川崎医学会誌 一般教養篇 ISSNコード:03865398 |
巻・号・頁 | (37),103-114頁 |
著者・共著者 | 名木田恵理子, 松本明美, 所司睦文, 天野貴司, 重田崇之, 山口恒夫 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2011/12 |
概要 | 川崎医療短期大学において平成19年度から毎年実施している「学生生活満足度調査」の結果について比較した。全5学科において全体的に満足度が上昇しており,4年間の改善への取組を肯定的に評価することができた.特に,授業内容・授業環境を含む「授業満足度」や「教員による対応」が学生満足度を上げるうえで重要な位置づけにあることが推察された。また,学科によって満足度の差が開いている項目があることも明らかになった。本研究では,これらの調査結果を分析し,学生満足度に最も強く影響する因子を明らかにし,同時に学科による満足度の差を生む要因について検証した。その結果,満足度の高い学科では,「学内外の実習を含め授業,教育に対する因子」が最も強く,次いで「所属学科の教員対応」であり,「施設設備因子」はそれほど大きな要因となっていないことが分かった。対して,満足度の伸びが比較的鈍かった学科においては,「大学の環境に対する満足度」が他学科に比べ強く関与していた。専門指向性が強い本学では学科による学生気質に看過できない差が見られ,この点についての配慮が必要であると認識した。 |