| 
            ハラウチ ハジメ
            Hajime Harauchi
           原内 一 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線技術学科 職種 教授  | 
      |
| 論文種別 | 原著 | 
| 言語種別 | 日本語 | 
| 査読の有無 | 査読なし | 
| 表題 | 大腸3D-CT検査(CT-colonography)における腸管外病変の検出 | 
| 掲載誌名 | 正式名:川崎医療短期大学紀要 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 巻・号・頁 | (32),21-25頁 | 
| 著者・共著者 | 松田英治, 松本啓志, 木村佳起, 大澤元保, 守屋和典, 池長弘幸, 原内一, 柳元真一, 吉田悦男, 春間賢, 伊東克能, 村中明 | 
| 発行年月 | 2012/12 | 
| 概要 | 大腸疾患患者を対象に大腸3D-CT検査(CT-colonography)を施行し、腸管外病変の検出率、検出された腸管外病変の臨床的重要性の分類および大腸疾患の有無と腸管外病変の関係の3項目について検討した。
 その結果、対象者112例のうち84.8%の症例に少なくとも1つ以上の腸管外病変を認めた。また、対象例のうち33例(29.5%)にカテゴリーE4(臨床上重要な所見を有する)群に分類される腸管外病変を認めた。そして、カテゴリーE4群のうち大腸内視鏡検査で24例(72.7%)が大腸癌と、4例(12.1%、全例に対する比率:3.6%)が所見なしと診断された。 これらのことから、大腸疾患およびその疑いを有する症例にCT-colonographyを施行することは、大腸疾患を有する症例はもとより内視鏡検査で所見なしと診断された症例においても、重大な腸管外病変の早期発見に有用である。  |