ハヤシ ヤスコ
Kobayashi Yasuko
林 泰子 所属 川崎医療福祉大学 リハビリテーション学部 視能療法学科 職種 講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 3D映像視聴による視機能と眼精疲労の検討 |
掲載誌名 | 正式名:眼科臨床紀要 略 称:眼臨紀 |
巻・号・頁 | 6(1),10-16頁 |
著者・共著者 | 難波哲子, 小林泰子, 田淵昭雄, 高﨑裕子, 金光義弘 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2013/01 |
概要 | 3D映像視聴による視機能と眼精疲労の検討。若年健常被検者10名である。視聴映像は二次元(2D),三次元(3D)に可変な記録媒体であるブルーレイ・ディスクの映像ソフト(94分)を用いいた。被検者にはこの映像を視距離3mで3D用50インチディスプレイにて提示した。映像視聴時間は90分とし,15分の休憩を設けた。映像視聴を4回実施した。3D映像の90分間連続の視聴では,主な視機能(屈折度,瞳孔径,眼位等)は2D映像視の場合と有意な差はなかった。これは,15分の休憩を設けて4回の連続視聴でも同様であった。しかし,3D映像視聴4回後には,調節近点は視聴前の8.9cmから10.3cmに有意な延長を示した(p<0.05)。また,アンケートによる被検者の眼精疲労の訴えも増加していた。3D映像の長時間視聴では,調節近点の有意な延長と眼睛疲労の訴えの増加が認められた。 |