ミオ クミエ
見尾 久美恵 所属 川崎医療短期大学 教育部 看護学科 職種 講師 |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 「澄む」という言葉を通して見る牧水の歌(一) |
掲載誌名 | 正式名:牧水研究 |
巻・号・頁 | (11),71-84頁 |
著者・共著者 | 見尾久美恵 |
発行年月 | 2012/01 |
概要 | 若山牧水にとって歌とは、詠むことによって心が澄んでいき、同時に、心が澄んでいく中から詠まれるものであった。すなわち、「詠む」と「澄む」とが相即不離の関係にあったことを、「澄む」が詠み込まれた歌91首を全歌集から調査することによって明らかにした。ことに、晩年の3歌集に「澄む」という言葉が極めて多く見られることを指摘し、そこに至るまでの青年期から壮年期の歌を取り上げて、牧水が「澄む」境地を模索し体得していく過程について考察した。 |