ミオ クミエ
見尾 久美恵 所属 川崎医療短期大学 教育部 看護学科 職種 講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 字余りと字足らずが生む調べ―「澄む」という言葉を詠んだ牧水の歌から― |
掲載誌名 | 正式名:牧水研究 |
巻・号・頁 | (13),50-59頁 |
著者・共著者 | 見尾久美恵 |
発行年月 | 2012/12 |
概要 | 若山牧水の歌の特徴の一つである調べの美しさを考察するにあたって、字余りと字足らずの歌に着目した。牧水の歌には、字余りの歌が少なくない。字余りによってリズムが変化したり、ためが作られることにより、一首に緊張感がもたらされ、新たな韻律が生まれることが明らかになった。また、何句目に字余りがあるかによって表現効果の相違が認められることや、二句にわたって字余りを用いることで一首の余韻や味わいを深くしていることなどが指摘できた。 |