マスモト トモコ
桝本 朋子 所属 川崎医療短期大学 教育部 看護学科 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 看護学生の認知症高齢者との関係 印象に残っている場面での気持ちに焦点をあてて |
掲載誌名 | 正式名:川崎医療短期大学 紀要 ISSNコード:02873028 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (28),39-45頁 |
著者・共著者 | 桝本朋子, 合田友美, 田邊美津子、須田厚子 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2008/12 |
概要 | 老年看護学実習において,認知症高齢者とのコミュニケーションや関係で印象に残っている場面で,看護学生が感じた気持ちの特徴をみた.その結果,《認知症と患者・家族を理解した》《うれしかった》《患者のために現状を何とかしたい》など肯定的な気持ちが7カテゴリー,《困った》《驚いた》《辛かった》など否定的な気持ちが6カテゴリー,その他の気持ちが4カテゴリーであり,計17カテゴリーとなった.約半数の看護学生は肯定的な気持ちを感じており,その内には《患者のために現状を何とかしたい》と答えた学生もいた.しかし,認知症高齢者との関係で《困った》学生が最も多かった.このことから,今後,認知症の症状や具体的な対応の仕方をイメージできるように実習前に演習を行う.また,臨地実習では学生が困難に感じた場面で,具体的な状況,高齢者の気持ち,対処方法などを考えさせるよう指導し,看護学生にコミュニケーション技術の習得を促す. |