ハタ ジロウ
Jirou Hata
畠 二郎 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 検査診断学(内視鏡・超音波) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 当院における切開・剥離法による内視鏡的粘膜切除術の治療成績 |
掲載誌名 | 正式名:川崎医学会誌 略 称:川崎医会誌 ISSNコード:03865924 |
巻・号・頁 | 34(2),103-107頁 |
著者・共著者 | 山中義之, 楠裕明, 村尾高久, 石井学, 西隆司, 今村祐志, 藤田穣, 垂水研一, 鎌田智有, 眞部紀明, 塩谷昭子, 畠二郎, 武田昌治, 本多啓介, 春間賢 |
発行年月 | 2008 |
概要 | 近年、胃上皮性腫瘍に対する内視鏡的粘膜切除術(EMR:Endoscopic mucosal resection)の新しい手技として切開・剥離法(ESD:Endoscopic submucosal dissection)が開発され、当院においても2002年11月よりIT knif(Insulation-tipped diathermic knif)を用いたESDを行ってきた。今回、ESDでの治療成績を導入前に行っていたEMRと、一括断端陰性切除率および偶発性の頻度について比較検討した。その結果、ESDでは一括・断端陰性率は90%で、腫瘍径に関らずEMR(46%)と比較して有意に良好な結果が得られた。一方、偶発性の頻度はESDで高く(出血4.4%、穿孔3.4%)、十分な対策が必要であった。 |