ハタ ジロウ
Jirou Hata
畠 二郎 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 検査診断学(内視鏡・超音波) 職種 教授 |
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論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【新しいFD診療 病態の解明とRome IIIの活用】 (FDの病態)最近のトピックス FDのさらなる病態解明を目指して FDの病態としての近位胃拡張能障害 |
掲載誌名 | 正式名:消化器の臨床 ISSNコード:13443070 |
巻・号・頁 | 11(4),365-370頁 |
著者・共著者 | 楠裕明, 畠二郎, 春間賢, 蓮尾英明, 山下直人, 本多啓介, 石井学, 佐藤元紀, 藤田穣, 垂水研一, 今村祐志, 鎌田智有, 塩谷昭子, 眞部紀明, 角田司 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2008/08 |
概要 | 機能性ディスペプシア(functional dyspepsia:FD)は、心理社会的因子と生理的因子が、複雑に絡み合って生じる症状郡であり、消化管運動機能異常は生理的な原因のひとつにしかすぎない。また、近位胃の拡張能障害はさらに、消化管運動機能異常のひとつにすぎないが、FD患者の約4割に認められる重要な運動機能異常であり、食後早期飽満感などの直接関係が深い症状以外の症状にも関連性があると考えられている。近位胃の拡張は食物が胃内に入って最初に生じる反応であり、十二指腸の関与する運動異常とともにFDの消化管運動機能面からの2大原因のひとつと考えられる。 |