イシダ アツヒサ
Atsuhisa Ishida
石田 敦久 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 総合外科学 職種 特任准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 脂質代謝異常症への多角的アプローチ 角膜輪と著明な動脈硬化症を呈した家族性低HDL血症と糖尿病を合併した1例 |
掲載誌名 | 正式名:The Lipid ISSNコード:09156607 |
巻・号・頁 | 14(2),191-194頁 |
著者・共著者 | 齊藤美恵子, 衛藤雅昭, 西松伸一郎, 石田敦久, 吉田清, 加来浩平 |
発行年月 | 2003/04 |
概要 | 62歳男.検診で糖尿病を指摘されグリクラジドで加療してた.その後,インスリン療法となるが,血糖コントロール不良で入院となった.両眼に単純性網膜症及び糖尿病性神経障害が認められた.頭部CTで右内包に陳旧性脳梗塞が認められた.両下肢動脈造影検査で,左右の内腸骨動脈,腋窩動脈,前頸骨動脈,腓骨動脈の狭窄と著明な虫食い像を呈する慢性閉塞性動脈硬化症が認められた.冠動脈病変に対してはステント留置及びバイパス手術を行った.血糖値は,入院時より食事療法とインスリンを使用して良好なコントロールが得られた.HDL-Cは当科初診時より低値で,家族性低HDL血症が疑われた.マクロファージABCA1mRNAの検討では,エクソン4欠損という転写異常が認められた |
文献番号 | 2003232673 |