クマノ イチロウ   Ichiro Kumano
  熊野 一郎
   所属   川崎医療短期大学  教育部 看護学科
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 マウス胎子および新生子肝臓における肝内胆道の免疫組織化学的観察ならびに超微形態学的観察
掲載誌名 正式名:川崎医学会誌
巻・号・頁 37(1),29-42頁
著者・共著者 熊野一郎
担当区分 筆頭著者
発行年月 2011
概要 胎子期から新生子期のマウス肝臓で肝臓造血終息期における造血系死細胞処理と肝内胆道系との関係を検討した.胆管上皮細胞は,細胞死に至った好中球,赤芽球および脱核赤芽球核を貪食する.骨髄造血の発達に伴い造血細胞は肝臓内より急速に消失する.その際通常は活発な食作用を示さない肝細胞や胆管上皮細胞が造血系死細胞の処理に加わる事が明らかとなり,毛細胆管をはじめとする肝内胆道が造血系死細胞の処理・排泄経路として生後早期に機能することが示された。