ナンバ トモコ
Nanba Tomoko
難波 知子 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 健康体育学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 漏斗胸手術(Nuss法)を受けた子どもの学校保健管理(2)―養護教諭として行ったかかわり― |
会議名 | 第61回一般社団法人日本学校保健学会学術集会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎難波知子, 中新美保子, 長尾光城 |
発表年月日 | 2014/11/15 |
開催地 (都市, 国名) |
金沢市 |
学会抄録 | 学校保健研究 第61回一般社団法人日本学校保健学会学術集会講演集 56,154 2014 |
概要 | 【方法】第1報で報告した調査において,勤務経験の中でNuss法手術を受けた子どもとの出会いが「有」とした67人のうち,かかわりの記述があった30人から得た48件のデータを対象別,意味内容別に分類した. 【結果】手術前には,子どもに対して〔手術前の不安に対する心のケアと居場所の提供を行う〕,保護者には〔手術に関する情報提供・術前の相談活動を行う〕〔術後の学校生活の留意点を聞きとっておく〕のカテゴリ, 手術後は,子どもに対して〔バー接触による痛みへの救急処置を行う〕〔保健室を休養の場として活用できるようにする〕〔心のケアを行う〕〔個別の安全管理にかかわる〕,保護者には〔術後の学校生活での注意点について確認し合う〕〔術後の不安感を受け止め,軽くする〕,教職員には〔バー挿入部の胸部圧迫が生じないよう周知する〕〔心肺蘇生やAED使用時の留意点について周知する〕,所属学級児には〔かかわる際の注意点について説明する〕が見出された.【結論】手術を受ける子どもは増加傾向にあり,養護教諭の理解とかかわりが学校生活のQOLに大きな影響を与えるため,保健管理の質保障を支える指針の提示が必要である.科研費(基盤C)24593421 |